同窓会会長あいさつ

小平奈緒選手に信州大学同窓会連合会賞を授与!!!
  信州大学医学部保健学科同窓会会長 川 上 由 行
(信州大学名誉教授/医学部特任教授(研究))

 快晴の青い空に満開の桜が映える4月4日、松本市総合体育館で開かれた信州大学入学式に、編入学生・留学生を含む8学部2,114名と大学院6研究科781名が臨みました。入学式に続き、信州大学同窓会連合会から4組に表彰状と記念品が贈られました。教育学部卒業生でスピードスケートの小平奈緒選手は、3回目の受賞の栄に浴しました。表彰規定には「個人の表彰は原則一回に限る」とありますが、今回も慎重な議論の末の受賞でした。彼女はピョンチャン・オリンピック選手団主将を務めながら、素晴らしい活躍で金メダル・銀メダルを獲得したことに加え、彼女のオリンピックにおける数々の感動を呼んだ振る舞いも受賞を後押ししました。更には、長野県が県民栄誉賞、長野市は市民栄誉賞に加え更に市長特別賞、松本市と茅野市がそれぞれに市民栄誉賞で栄誉を讃えるなど、彼女の際立った業績に鑑みて3度目の受賞になりました。濱田州博学長も式辞の中で小平選手について触れるなど、小平選手一色の入学式でしたが、同窓会連合会賞の授賞式後に、新入生へ向けて小平選手が発信したメッセージには、多くの新入生は大いに触発されたのでは、と思いました。
 今年の受賞者が、スポーツ関係以外で医学部から選出されたのは画期的でした。昭和38年に医学部を卒業生された安倍泰夫先生です。安倍先生は信州大学で医学博士を取得された小児科医です。昭和45年(1970年)よりネパールで医療活動を展開する中で、現地の少女を養女にするなど、現地に溶け込んで活躍されました。昭和59年(1984年)に松本市にNGO‐カトマンドゥを設立し、平成2年(1990年)より長野の牛乳パックリサイクル運動とも連携しながら、トリスリ地区での植林活動(20万本)を実現しました。これら緑化活動以外にも、簡易水道の敷設、 耐震コンクリートモデルハウスの建設等々、阿部先生の私財を投げ打っての長年に渡る活動が評価されての受賞ですが、先生のネパールでの献身的な尽力には、ただただ敬意を表するのみです。
 これまで表彰対象がスポーツ活動に偏重し過ぎていた感があることから、今後は幅広い分野で活躍されている卒業生を発掘表彰していくことが確認されています。
 保健学科の在校生・卒業生は、まだ誰も受賞の栄に浴していません。教員の皆様には、在校生の顕著な活躍を見逃さずに、卒業生には広くアンテナを巡らせ、表彰に値する功績を洩れなく収集して下さるようお願いします。また、保健学科同窓会分科会の「桐の木会」、「アルプス会」、「臨嶺会」そして「州嶺会」からも、同窓会連合会賞に相応しい候補者を、ご推薦いただきたくお願いします。
 保健学科関連では、大学院博士後期課程の「医学系研究科」と「総合工学系研究科」が統合再編され、新たに「総合医理工学研究科」が今年4月に設置されました。医療・福祉を支える人材育成に資するため、平成28年に新設された生命医工学専攻修士課程の学年進行に伴って博士課程が設置され、医学系研究科と統合されました。保健学科の在校生諸君、また卒業生の皆さん、新たな研究科「総合医理工学研究科」での研鑽をぜひ目指して下さい。

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