学科長あいさつ


信州大大学医学部保健学科長
看護学専攻
成人・老年看護学講座 教授
寺田 克
このたび市川元基教授より引き継ぎ、本年4月1日付けで信州大学医学部保健学科長に就任した寺田です。同窓会の皆様にご挨拶の機会を設けていただけましたことに感謝いたします。

私は昭和56年に大学を卒業し、信州大学医学部附属病院に入職しました。県内外の幾つかの病院での研修・勤務を経て、平成16年4月より保健学科で教鞭をとっております。外科、集中治療部・救急部の勤務経験より、外科系病態生理、救命・蘇生、災害医療、画像診断などを中心とした講義・演習を行っています。

本年3月11日に発生した東日本大震災ならびに12日の長野県北部地震で被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。本学科でも被災地ならびに近隣の地域に自宅のある在校生・新入生、さらに被災地に旅行中の在校生がおりましたが、幸いなことに直接的な人的被害がなく、入学式の開催、新学期開始を無事に向かえることができ、大変喜ばしく思っています。しかし慢性的な国の財政悪化に追い討ちをかけ、今後国から大学への交付金のさらなる減少が確実視されています。また国立大学の独立法人化以降、おりにつけ受益者負担の原則から授業料の値上げやむなしとの議論がなされていますが、経済的な理由に伴う休学者や退学者が本学をとわず全国的増えている状況にあります。このような中で同窓会の皆様には、在校生に対する教育支援や学科の運営補助にたくさんのご配慮をいただいております。この場をお借りし心から御礼申し上げます。

本年度これまでに援助していただいたものだけでも、学生の課外活動の一環として行われている新入生合宿研修、市民公開講座として伊藤英樹氏(宅老所「井戸端げんき」代表)をお招きし開催された特別講演会、入試広報活動の一部として行われているオープンキャンパス、学生に国際的な視野を持ってもらうために実施しているカーティン大学短期留学プログラムなど、数多くあげることができます。また本年度は大学院医学系研究科保健学専攻の博士後期課程で始めての卒業生を送りだすことになりますが、ここでも学習環境の整備補助を含め、たくさんのご支援をいただいております。

保健学科長の任期は3年ですが、この間同窓会との連携をこれまで以上に深め、信州大学医学部保健学科ならびに医学系研究科保健学専攻の教育の質を落とすことなく、さらに発展させて参りたいと思います。皆様方のより一層のご支援とご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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